インターネットの普及により、いろんな情報が手に入るようになったにも関わらず、生活保護についての情報がとても少ないのが現状です。

テレビなどが取り上げるニュースは、視聴率を上げたいがために話題になる「不正受給」「楽してお金がもらえる」などの偏ったケースしか取り扱わない。

 

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その結果、受給したい人にとっては、不安しか感じないし、一般の人にとっては、感情を逆なでるものでしかありません。

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しかし、実際、自分の福祉事務所で、悪徳なニュアンスを感じるケースは、全体の3%もなく、本当に保護が必要な人がほとんどだったと思います。
ただ、やはり行政の業務の中でも、一番キツイの仕事であることも間違いありません。
また、実際の現場は、人が死んでいたり、ゴミや、ひどい場合は糞尿が散乱している環境にも足を踏み入れなければならなかったり。
怒鳴られたり、命の危機を感じたりすることもあったり、逆に苦しいと言っている方を疑わなければならなかったり、厳しい対応もしなくてはなりません。
到底、人に言えたようなものではないので、あまり情報が出回らないのだと思います。

自己紹介

 

申し遅れましたが、少しばかり自己紹介をいたします。
37歳 男性 地方在住
公務員歴16年
の、普通のサラリーマンです。
公務員なので顔出しはできませんが、そこは許して下さいね。

 

経歴としては「これから福祉の需要はますます大きくなるから」と祖父に言われ、某福祉系の大学に入学。
研修で、福祉の現場を体験し、福祉の過酷さを目の当たりにし「福祉は自分の道ではない。とういうか無理。」ということを学ぶ。
結果、福祉コースから文化コースに進路を変えて晴れて大学を卒業。笑
福祉ではなくとも、人の役に立てれる仕事につきたいと、就職先として公務員を選び、1年、社会人浪人をして、某役場に入庁。
「僕には不向きなので、絶対に福祉の業務には配属しないでください。」
と、切に訴えたのにも関わらず、福祉課のケースワーカーとして配置されるという事件勃発。

ケースワーカーとして着任早々、縁者がいない保護者が死亡して、何の縁もゆかりもない僕が、簡易葬儀から無縁仏の墓へ納骨までやることになったり、

電車に飛び込み自殺をした人が身元不明者となり、その人の亡骸を簡易葬儀、納骨したり、

昔、東京の駅で、精神障害の発作が発症してしまい、そこにたまたま居合わせた何の罪のない人々を殺傷し、刑務所から出たあと、病気になり、ずっと入院して認知症になってしまっている、おじいちゃんを訪問したり、

精神病院の施錠病棟に数十年、入院し続けていて、もはや人としてのコミニュケーションがとれない被保護者を何人も訪問して面接したり。

足が悪く、トイレに行くのも面倒くさいと、ペットボトルに尿をためる人がいて、それが部屋中に数十本も並べられている部屋を訪問したり、、、

とにかく尋常ではない世界を目の当たりにさせられ、最初はとっても辛かった。

 

だけど、ケースワーカーとして働いている内に、相談に来られる方々も、いろんな悩みや、苦しみを抱えられていて、本当に保護が必要な方々もたくさんいることも分かりました。
それにも関らず、世の中には生活保護についての情報が無さ過ぎたり、それこそ、法の目をかいくぐって悪徳を働く輩もいたりして、みんな間違ったイメージをもってたり、偏見の目で見られたりしてしまうという現状が許せなくなってきたのです。
「本当に保護が必要な方が、ちゃんと保護を受けれる社会になって欲しい。」
そういった思いから、このブログを作ることにしました。

 

本来の生活保護制度は、最後の最後の頼りどころとして、とても大切な制度だし、本当に必要な人が、ちゃんと受給できる制度であるべきだと思っています。

 

また、そういう意味でも
「楽してお金をもらえる」
という間違ったイメージは持たない方が絶対に良いし、不正受給は無くなって欲しいとも思います。

なので、「生活保護のメリット、デメリット」というものについてみなさん、とても関心あると思いますが本来は、メリット・デメリットという考え方は違う気がします。

 

また、生活保護受給者を担当するのがケースワーカーと呼ばれる人たちであり、そのケーワーカーたちも、表立っては言えないような苦悩もたくさん抱えています。

 

このHPでは、元担当ケースワーカーという経験を生かして生活保護が必要な方が、ちゃんと受給できるようにまた、そうでない方でも、生活保護制度に興味を持たれている方に生活保護制度の実態について知ってもらうために、できるだけ生活保護について正しい知識を提供したいと思います。

 

特に、みなさんの関心が強い

・生活保護のもらい方と条件、支給額

・具体的な支給額はいくらか?

・収入があっても生活保護は受けられるのか?

・精神障害者が生活保護を受けるための条件は?支給額はいくら?

etc

等々、僕のケースワーカーとしての経験を生かして、細かく説明したいと思います。

 

 

一応、僕が思う生活保護のイメージを分かりやすく伝えるために
「メリット・デメリット」のページも書きましたので、ぜひ、読んでみてもらいたいと思います。

*どんな方にでも簡単に理解できるように、読んでもらえるように、専門用語はできるだけ使わず、分かりやすく書いていますので、詳細や法的根拠など、細かい部分は突っ込まないで下さいね笑

もし、もっと詳細な情報が必要な方は、専門書を読むなり、実際の福祉事務所に相談して下さい。

 

 

 

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