小田原市で「生活保護なめんな」とプリントされたジャンパーが作成され、ケースワーカーはそれを来て訪問等を行っていたという事件がありました。

 

これだけ見ると、なんという事だ!と思ってしまいがちですが

表面的な情報のみで、物事を判断するのはアンフェアですので、まずはそうなった経緯を軽く書きます。

 

事件の経緯

 

経緯は、今からさかのぼること2007年、小田原市で保護を受けていた受給者が、理由は不明ですが保護廃止となり、その腹いせに、市職員3人をカッターナイフと杖で負傷させるという傷害事件が起こったのが引き金で、こういうジャンパーを職員が自費で作成し、着用するようになったとのこと。

 

 

疑問を持つ者と持たぬ者

 

うーむ。

経緯を聞くと、分からないでもない気が、、

実際、ケースワーカーには2種類の人間がいると思っています。

 

それは

生活保護法自体に疑問を持たない職員と、法制度自体に疑問を持つ職員。

 

ちなみに私は後者でした。

 

 

 

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生活保護法は古い!

 

生活保護法が制定されたのは、昭和25年5月4日のことです。

1950年、今から半世紀以上も前に制定されました。

この半世紀の間に、日本は第二次世界大戦、好景気による急成長、バブル、ITの革新と

当時の情況と比べても、跡形もないくらいに変容しています。

社会構造もしかりで、医療制度や年金制度、少子高齢化なども大きく変化してきています。

 

その中で、生活保護法は、既に制度疲労を起こしているのは明白だと思っています。

当然、私も、生活保護法自体は国民最後のセーフティネットとして絶対に必要だと思っていますが

国民最後のセーフティネットとして絶対に必要なものなのにも関わらず

現代の社会構造に完全にマッチしていないのです。

 

結果、何が起こるか。

 

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やりたくないことをやるのは統合失調状態

 

生活保護法自体に疑問を持ちながら職務を遂行する職員は

疑問を持っているにも関わらず、仕事だから遂行しなくてはいけない

分かりやすく言いますと

「やりたくないのに、やらないといけない」

という

一種の統合失調の状態のまま、仕事をし続けることになるのです。

 

結果、ケースワーカーは、とても攻撃的な性格になってきます。

私もそんな部分があったと思います。

福祉事務所にケースワーカーとして配置される前は

この部署はなんでそんなに言葉が荒いのだろう

と思っていましたが

自分がそこに配置されてみて、その気持ちが理解できました。

 

 

かといってです。

 

私は、今回のなめんなジャンパーの件については共感ができません

 

というのも、いくら疑問を感じながらの仕事であっても

いくら攻撃的な気持ちになっても

それを保護者に向けるのは、全くナンセンスです。

 

保護者が、皆、刃物を振りかざすわけではありません。

たまたまその人がそんな人だったのです。

 

犯罪を犯す警察官だっています。

犯罪を犯す教職員だっています。

犯罪を犯す地方公務員もいます。

 

それだからといって、警察官や教職員も地方公務員みんなが犯罪を犯すかというと、そんなわけはない。

 

同じ感じで、被保護者全員が犯罪を犯すわけではない

 

それを保護者全員に、その攻撃性を向けてしまった。

 

冷静さに欠けていると思わざるをえません。

当事者たちは経緯を説明し「当時の疲労感、閉塞感を打破するために表現した」と弁明していますが

私は、それを踏まえても、悪ノリが過ぎたな、と思います。

 

 

このニュースは、とてもインパクトがある事件で、たくさんのメディアで取り上げられました。

今では、小田原市としても謝罪もしており、一旦の収束していますが

現在の生活保護担当者を取り巻く、社会的問題が見えた事件かなと思います。

 

 

 

私の、このニュースについての思うことは

「ある意味でそうしたくなる気持ちは分かるけど、絶対にやるべき行為ではなかったな」

ということです。

 

 

問題は、生活保護法が制度疲労の状態にあること

 

しかし、同時に小田原市を責めるつもりもありません

「生活保護法が、現代の社会構造にミスマッチを起こしている

このことが最大の問題だと思います。

 

国会は、こういうニュースを受け

しっかり議論していただきたいと思います。

 

 

筆者からのメッセージ

僕は、地方公務員でケースワーカーとして、生活保護を担当してきました。

毎日、たくさんの保護相談を受けてきましたし、このページを読んでいるみなさんの中にも、保護を検討されている人も多いと思います。

しかし、実際の現場に出て分かったことは、生活保護の実情はそんなに甘いものではないということでした。

僕は、みなさんには、生活保護はオススメしません。

かといって、このサイトにたどり着いたみなさんに

今さら、「真面目にコツコツ働きなさい。」とも、いうつもりはありません。

 

お金がなく、生活に困っている、みなさんの役に、何とか立ちたいという想いから

地方公務員で、ケースワーカー経験者でありながら

生活保護を受けるよりも、「簡単」に生活苦から抜け出せる方法を

精一杯考えましたので、ぜひ、ご覧になってみてください。

 

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その他、生活保護についての、みなさんの疑問にお答えする記事を書いています。

ぜひご覧ください。

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